まぼろしやったみたいに床に転がっている。
もううそみたいや。
年が明けてから、頭がぼーっともやもやしていたので、文章として書き留め出した。
するすると、この2ヶ月くらいの出来ごとやこれからやりたいことが思い浮かんで言葉として溢れだしてきた日。ブログの文として書き終えてからも、まだまとまっていないけれども、流れ出てとまらない事柄たち。時間差で出てきたその切れ端たちを、ノートに支離滅裂にざざっと書き出す。
そして、「今年はここに絶対行くぞ!」と意気込んでいることは、よく家の中で座る位置、その側に置いているメモに書いておいた。意気込んでいるくせに、いつの間にか忘れてしまうんじゃないかと思っている。そして書き留めたことで、「そういえば、年始になにしたいと思ったんやっけ?」と繰り返し思い出して確認しなくても、安心して忘れていられるのだと思う。とりあえず書いておいてスッキリして、落ち着くまでがわたしの頭を整理するまでの流れな気がする。
ようやくその年始から約1週間が経った。
ありがたかった年末年始の連休の元は余裕で取れるくらいにわたしの仕事はくそ忙しかった。なぜなら、わたしのところも巷で有名なかのウイルスが大トレンド・パワフル大フィーバーの1週間だったからだ。「とりあえず今日一日、巻きでやってこなして、車ぶっ飛ばして帰って、そこから年末年始にやれんかったことややってたことの続きみたいな時間を堪能するぞ」的なこと、全くなかった。のんびりした空気は、跡形もなく一瞬で吹っ飛んでいったのだった。
わたしのアパートの床に置いてある一枚のメモ。郵便を受け取る日、イレギュラーで早く出社する時間から逆算して家を出る時間、特段早く買わんとあかんもの、約束してることなど、直近で必要なことと並列して書いてある“行きたいところ”。
うそやったみたいや。
あの日々。食べてばかり、眠いばかりのあの日々だからこそ出てきたものたちなのだろうか。
おとぎばなしのように、そこだけ夢心地な言葉が並んでいた。
・コンタクトを買う
・8:00出発→8:30出社
・出張準備
・料理教室 副菜用意
・1/6映画
・ディオール展示見に行く
・金魚公演
・湯治
なんやこれ。普通に頭おかしいやん。途中から夢見心地すぎやん。どこぞの人の話なんや。もう一回書くのに見直したけどわらった。なんやこれ。支離滅裂やん。字体もちゃうやん。切迫してるとことあきらか夢見てるところで。
今まで同様、温泉とか本屋さんとか映画館へ行く旅もするかもやけど、それとは別に、東京も大阪も福岡も今年、わたしは行くっぽい。都会やん。
人多いとこもう無理やと思ってたけど、わたしもう行けるんやな。10年経って、実家出た時くらい、まっさらでわくわくした気持ちで、「どこでもいけるんや」という実感がある。
年末年始結構寝てたけど、去年より(もう一昨年か!)も、ぶっ倒れる直前の余力が違っていたことに驚いた。まだわたしは年末帰省する最中も途中で道草して遊べそうだった。
すきなことしたり、摂取してるとわたしは回復することが分かったので(期待してた映画がくそやったときはキレるけど。でも映画館へ行くという行動はすきやからなぁ)、そんな時間を取り入れながら、
休憩して、思い出したり、アイデア書き留めたりもしていこうと思います。しっかり休憩せんと出てこんこともあると気が付いたので。
とりあえず、今年は身軽に動ける気がする。遊ぶんや。
そして家事のこと。一人暮らしで10年経って、やっとなにも思わなくなった。やったほうがすっきりするので、精神衛生上、あたりまえにやっておきたいことになってきた気がする。
しかしながらこの間、料理、副菜担当やったんやけど、仕事でちりぢりになって週末突入。千枚漬けをサイトのレシピ見よう見まねでこなそうとした日があった。
とりあえず食材をそろえる。仕事の微妙な休憩時間、一軒目のスーパーへ行ってみるとカブラは売り切れでなかった。仕方なく仕事終わりに二軒目。
無事手に入れたカブラをまずどれくらい皮剥けばいいんかわからん。母に電話して、なぞに八つ当たり。そして、台所でちゃんと真っ直ぐ切れんくて、うまくいかんくて、またイライラ。うまくいかんかったこととかを伝えても、フォローしてくれそうな周りの人の言葉が想像できて(なぜならみんな優しいから)、もっとちゃんとしたいのに、惨めに思えて、悔しい。もう千枚漬けはしたくない。
コロナ禍の仕事。久しぶりに上へ立って指揮していく番になってしまって、夏よりはうまくいったと思ったけど、気持ちはやっぱり張り詰めてたんやなと思った。
なんとも余裕のない空気感。一人ひとりが無理して普段よりやっぱり早めに来てたりする。緊張感の中での仕事。寝不足はやっぱり良くないことが身にしみてわかる。(それでも夜、そんなことに左右して生きたくなくて、睡眠時間削っても漫画読むこととかをとるんやけどな。)
ヤケクソな千枚漬を1日寝かして、朝冷蔵庫からもう一度出してみる。カブラとゆずと唐辛子と昆布を入れたそのジップロックは手に取るだけでどっしりと存在感があることに気がつく。フォークで下手なやつをよって取り出して食べたら、普通に千枚漬けだった(少し甘すぎる気はした)。そして、わたしも仕事のある平日よりもよく寝て、アラームかけずにゆっくり起きたらまあまあ正常な精神状態に戻っていた。そんなこんなで今月の料理教室へも無事持っていくことができ、任務は完了した。
今年はまず遊ぶ。そして、家事の1チャンネルとして、“人を想ってつくる料理”だけでなく、“自分を喜ばせるだけの料理”が始まっていきそうな気配あり。あとはコツコツと断捨離。
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今日温泉行こうと思って、最終入浴時間迫ってたからざざっと書いて、投稿したけど、その後、もやっとしてたから、もう一度落ち着いてから確認して、補足したりしました。失敬失敬。
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